みどりの部屋

日々思うことを書いていきます

趣味における釣り人口の減少はなぜ起こるのか?

こんにちは、みどりです。

私は最近釣りにはまっていて、特に海釣りが好きです。月に何回かは海(船は除く)へ行くくらい釣りをするのですが、最近釣りをする人の数が減っているという記事を目にしました。

私は東京に住んでいるのですが、東京で海釣りをしようとすると新木場からバスでいける若洲海浜公園か羽田近くの城南島海浜公園、または川崎方面の海釣り施設がメインだと思います。

私はいつも若洲海浜公園へ行きますが、土日は朝早くから人でごった返していて、すぐに釣り場が埋まってしまうほどです。家族などで場所を確保したいのであれば、朝6時から7時くらいには現地にいないと厳しいです。

それだけ釣り場に人が多いにも関わらず、00年代の全盛期と比べると半分ほどに落ち込んでいるそうです。
釣り人口の推移2005年から2014年まで。減少傾向は続く。


細かい数値は置いておくとして、釣り人口が減るということは、人々に受け入れられない何らかの理由があるはずです。


では、どのような要素があるのでしょうか。

まず思い当たるのが、「魚を触りたくない」から。
こればかりは仕方ない部分はあります。
実際魚はヌルヌルした粘液を身にまとっていて、釣った魚に触ると手が間違いなく汚れ、生臭くなります。
ティッシュで拭いたくらいではどうにもなりませんし、ガッツリ洗わないと匂いは完全には消えません。

2つ目に思い当たるのが、「アウトドア感が強すぎる」から。
釣りはキャンプやバーベキューと違って、屋根や壁がないところでやることがほとんどです。当然、夏は暑いし冬は極寒です。厳しい季節だと、しっかり対策していかないと1時間も持たないと思います。対策をきっちりやってても潮風で髪の毛がバサバサになります。
さらに、堤防や磯釣りだと大抵トイレはありません。男性はその辺でできますが、女性にはかなりハードルが高いです。そのため、参加人口はほとんど男性という状況となっています。

3つ目に思い当たるのが、「女性がいない」から。
2つ目に引きずられる要素ですが、釣りは間違いなく女性ウケは悪いですし、仮に一緒に行ったとしてもトイレなど設備が整っていない場所だったら、二度といかなくなると思います。
娯楽・レジャー産業ではよく言われることですが、女性がいるところには、男性が寄って来ます。これにより活気づいて参加人口が増えます。

このあたりが釣りのハードルを上げてしまい参加人口が減っていると思います。

個人的にはもっと初心者や女性が楽しみやすいように、シャワーやロッカールーム付きの綺麗な釣り施設が増えたら釣り人口も増えるかもしれないなあと思います。