みどりの部屋

日々思うことを書いていきます

私たちを取り巻くITの10年後と、今やるべきことの考察

こんばんは、みどりです。

久々のエントリーとなりますが、今日はITの将来について考えていることを書きます。


ここ数年、IoTやAIなどの単語を耳にする機会が多くなりました。さまざまな専門家やアナリストの間で、これらをはじめとしたIT技術の発達が目覚ましいと話題ですね。

みなさんは近い将来、5年後や10年後はどうなっていると思うでしょうか。
各々思うところはあると思いますが、今日は10年後に向けて今やっておくべきことについて書きたいと思います。


まず、向こう10年以内に起こると予想される大きな事柄ですが、

①プログラミング教育の必修化
②IoTの普及
③5G回線の実用化
東京オリンピック

簡単に思いつくだけで、これらのイベントがあります。
これらが実現する場合、何が起こるかを考えます。


まず①ですが、これはもう決定事項です。2020年から始まります。
内容としては小学生がプログラミング的思考を身につけるための必修化であり、プログラミング技術そのものを教育するわけではありません。おそらく、簡単な教育用プログラミングソフト(scratchなど)を用いて行われると思います。
しかし、子供達が幼い頃からプログラミングに触れるということは、必然的にプログラミングに対するハードルが下がることを意味しており、結果的にエンジニアの人口が増加します。
国内でもエンジニア不足が叫ばれている昨今、国際的な技術競争に対抗したいと考えている政府がこの課題を放置する可能性は低いでしょう。

さらに拍車をかけるのが②のIoTの普及です。
IoTとはinternet of thingsの略でモノのインターネットと訳されます。私たちを取り巻く製品がインターネットを介して利用できる物になって行くということです。
IoTの普及は私たちのインターネットへの依存をさらに加速させることになります。その結果、世の中にITが溢れ、さらにエンジニアが必要になるという循環を生み出すと予想しています。

そして、IoTの普及を加速させるのが③の5G回線の実用化です。従来のLTE回線よりも高速に多くのデータ通信ができるため、スマホだけでなく様々な機器の通信に応用されると考えています。IoTにおいても画像や動画だけでなく、様々なデータのやり取りが今よりもスムーズに行われることになります。

そして④の東京オリンピックです。
現在、都内の主要道路や駅などが、オリンピック開催の時期を目標として改装されています。国としても先進国としての日本をアピールする絶好のチャンスですので、完全なクリーンエネルギーで稼働するバスやインターネット環境の整った街の整備を進めて行くでしょう。これを皮切りに国内のIT環境がさらに向上し、普及して行くと思います。


これらの大きな出来事を控えている中で、これまで一部のエンジニアしか携わることのなかったプログラミングなどの技術が、当たり前のものになって行きます。
想像しにくいかもしれませんが、30年前もパソコンが一家に一台レベルで普及されるとは予想しなかったと思います。それと同じことで、すでに土壌は整いつつあり、実現し始めています。


そんな時代に、私たちが今やるべきことは何でしょうか。

若い世代に負けないためには、常に新しい技術や情報を手に入れるように意識し行動しましょう。
そして、自らプログラミングができるように、学びましょう。ちんぷんかんぷんな方はプログラミングの概念や考え方、仕組みを学ぶだけでも良いです。

これらの知識や常識は、若い世代はほぼ全員身につける時代が来ます。

そしていつの日か、料理、洗濯、掃除、裁縫などと同じレベルで、IoTの普及によってプログラミングが家庭スキルの1つとなる日も来るかもしれません。

さらに逆に考えると、今学んでおくことがビジネスチャンスにつながる可能性も高いと思います。


今のうちからITリテラシーを高め、学び続けましょう。