モバイルゲームについて思うこと
こんばんは。みどりです。
今日はモバイルゲームの話です。
モバイルゲームはナマモノだと考えています。
モバイルゲームは基本的にアップデートが求められる性質があり、定期的な昨日追加や改善が繰り返されて品質を向上させていきます。
六年くらい前からスマホ向けのモバイルゲームが台頭しはじめましたが、初期はGREEやモバゲーのような、サーバーで処理をして表示だけ端末側で行うウェブベースのゲームが多く、これは前述したガラケー向けプラットフォームの流れをくむコンテンツが多かったからです。一方、現在はネイティブと呼ばれる端末内で処理を完結させる方式のゲームが多くなりました。
ウェブベースのゲームはphp、css、html、javascriptなどの言語を用いて作られます。簡単に改修やアップデートができるのがメリットなのですが、通信回数や通信量が増える傾向があり、さらにjavascriptを動かす場合などは動作が重くなり、操作感が悪くなる場合があります。
ネィティブのゲームは、Androidならjava、iOSならswiftなどの言語で開発を行います。端末側で処理を行うので動作は快適ですし、unityなどの外部のツールを使うこともできるため拡張性があります。
ただし、ゲームのアップデートには毎回、AndroidならGooglePlay、iOSならAppStoreにアプリ申請を行わなくてはならないため、必然的にスピード感は失われます。
なお、ウェブベースのゲームであってもアプリとしてストアに並べる場合は前述したようなjava、swiftの開発と、ストアへのアプリ申請は必要になります。なぜなら、ウェブベースのゲームは簡単に言うと、ウェブを表示するブラウザアプリと同じような仕組みだからです。ゲームアプリはゲームのページを表示させるためのツールに過ぎません。従って、ゲームアプリの開発と申請が必要なのです。
このような環境の中でモバイルゲームを作る場合、特に重要なのはスピード感だと考えています。
スマホの端末スペックは2、3年経つと化石のような扱いがされるように、スマホでできることは日々ものすごいスピードで進化していますし、それに合わせてゲームも進化しています。
そんな中でちんたら開発を行っていても、ゲームをロンチする頃には時代遅れのクソゲーとなってしまうわけです。これはバージョンアップする時のスピード感にも同じことが言えます。
それではスピード感を上げるためにはどうすればいいのか。
この話はまた長くなりそうなので次回にします。
それではまた。
ブログについて
はじめまして、みどりです。
人にものを伝える、書き残すことのトレーニングを兼ねて、日々あったこと、思うことを書いていくブログです。
私はモバイルゲーム業界で働いているので、話題は主にゲームやITネタになります。
従って同業界の方には有益な情報があるかもしれませんし、ないかもしれません。お楽しみに。